学生・研究テーマ
・修士課程
▶清末真弘:相欠き接着を活用したモーメント抵抗接合部の開発とその性能評価
柱と梁を相欠きで接着させた集成材の試験体に、CFRPを内部に導入させ、引張強度性能を向上させた集成材を用いてモーメント抵抗接合の試験体の性能評価を行う。
柱と梁を相欠きで接着させた集成材の試験体に、CFRPを内部に導入させ、引張強度性能を向上させた集成材を用いてモーメント抵抗接合の試験体の性能評価を行う。
▶鞍岡瑞樹:積層PB及び積層MDFの性能比較
木質材料のPB及びMDFについて、2・3積層したものを対象に、曲げ性能及びドリフトピン支圧特性を行った結果に基づき、両木質材料の工学的特性を比較・評価し、構造用部材としての有用性を検証します。
・学士課程
▶難波美愛
:
フィンガージョイント部分の応力分布の予測
フィンガージョイントは形状や材料の複雑性から応力分布を調べることが難しいとされています。そこで、組み合わされた異なる木材の情報を用いてフィンガージョイントの部分にどのような力がはたいているのかを予測することは可能であるかを、実験によって研究しています。
フィンガージョイントは形状や材料の複雑性から応力分布を調べることが難しいとされています。そこで、組み合わされた異なる木材の情報を用いてフィンガージョイントの部分にどのような力がはたいているのかを予測することは可能であるかを、実験によって研究しています。
▶三浦琴子
:積層パーティクルボード材の接合性能
積層パーティクルボードをドリフトピンという接合方法を用いて接合し、曲げ試験や引っ張り試験を行ったときにドリフトピンにかかる支圧強度や、ドリフトピンの口径や位置を変えた時の支圧強度の変化について研究しています。
積層パーティクルボードをドリフトピンという接合方法を用いて接合し、曲げ試験や引っ張り試験を行ったときにドリフトピンにかかる支圧強度や、ドリフトピンの口径や位置を変えた時の支圧強度の変化について研究しています。
▶大倉隆太郎
:積層MDF材の曲げ性能
接着剤の量とはがれやすさの関係を調べ、2層及び3層の積層MDF材に対する曲げ試験を行い、曲げ性能の変化や内部構造がどう動くかを分析しています。将来的には、CLTの代替材としての可能性を探っています。
接着剤の量とはがれやすさの関係を調べ、2層及び3層の積層MDF材に対する曲げ試験を行い、曲げ性能の変化や内部構造がどう動くかを分析しています。将来的には、CLTの代替材としての可能性を探っています。
▶塚原慶人
:
積層パーティクルボード材の曲げ性能
パーティクルボード材を二層や三層に積層した積層パーティクルボード材の曲げ試験を行い、パーティクルボード材を積層させることで、曲げ性能がどのくらい変化しているのかについて研究しています。
パーティクルボード材を二層や三層に積層した積層パーティクルボード材の曲げ試験を行い、パーティクルボード材を積層させることで、曲げ性能がどのくらい変化しているのかについて研究しています。
▶植田葉月
:相欠き接着を活用したモーメント抵抗接合部の開発とその性能評価
柱と梁を相欠きで接続させた3層の集成材を試験体とし、パネルゾーン(接合部のラミナが重なった部分)の回転を実験で測定し、従来の木質ラーメン構造と同様の設計が可能か検討する。
柱と梁を相欠きで接続させた3層の集成材を試験体とし、パネルゾーン(接合部のラミナが重なった部分)の回転を実験で測定し、従来の木質ラーメン構造と同様の設計が可能か検討する。
▶春木英里
:積層MDF材の接合性能
MDF材を1層及び2層と複数枚積層させていく際に、ドリフトピンを用いて接合し、ピンの口径や接着する場所を変更して曲げ試験や引張り試験を行なうことで、接合部材性能を決定する指圧特性について研究しています。
MDF材を1層及び2層と複数枚積層させていく際に、ドリフトピンを用いて接合し、ピンの口径や接着する場所を変更して曲げ試験や引張り試験を行なうことで、接合部材性能を決定する指圧特性について研究しています。
▶笹岡拓希
:木材の防火性能評価に関する研究
本研究では、木材中に含まれる"灰分"量を定量的に推定し、そこから赤熱温度(加熱により、木炭が赤く発光し始める温度)を推定することで、木材の燃え止まり性能を評価する手法を検討しています。
本研究では、木材中に含まれる"灰分"量を定量的に推定し、そこから赤熱温度(加熱により、木炭が赤く発光し始める温度)を推定することで、木材の燃え止まり性能を評価する手法を検討しています。